公平性の基本方針

一般社団法人MAHO(以下「当機構」という)は、ハラル認証機関として、すべての認証活動において公平性、独立性、透明性を維持することを最優先の原則とします。当機構は、利害関係の管理、意思決定の独立性、情報の透明性を確保し、信頼される認証機関であり続けることを約束します。

公平性の確保

1. 独立性の維持

  • 当機構の認証活動は、商業的、財務的、その他の圧力から独立して行われます
  • 認証の決定は、シャリア委員会および審査員の専門的判断のみに基づきます
  • 特定の企業や団体からの不当な影響を受けることはありません
  • 認証業務と利益相反する活動は行いません

2. 利害関係の管理

  • 審査員、シャリア委員会メンバー、職員は、利益相反の可能性がある場合、速やかに報告する義務があります
  • 申請者との直接的または間接的な利害関係がある場合、当該案件の審査から除外されます
  • コンサルティング業務と認証審査業務は明確に分離されます
  • 定期的な利益相反チェックを実施します

3. 公平な審査プロセス

  • すべての申請者に対して同一の基準と手続きを適用します
  • 企業の規模、業種、国籍に関わらず、平等に審査を行います
  • 審査基準は明確に文書化され、公開されています
  • 審査プロセスは透明性があり、予測可能です

組織の独立性

1. 意思決定機関

  • シャリア委員会:認証の最終決定を行う独立した専門家委員会
  • 公平性委員会:公平性に関する監視と助言を行う独立委員会
  • 審査部門:独立した審査員による客観的な評価

2. 公平性委員会の役割

  • 認証活動の公平性を定期的に監視・評価します
  • 利益相反のリスクを特定し、対策を提案します
  • 公平性に関する苦情や懸念事項を審議します
  • 年次報告書で公平性に関する活動を報告します

透明性の確保

1. 情報公開

  • 認証基準、審査手順、料金体系を明確に公開します
  • 認証取得企業のリストを定期的に更新・公開します
  • 財務情報を年次で公開します
  • 組織構成、シャリア委員会メンバーの情報を公開します

2. コミュニケーション

  • 申請者に対して、審査プロセスと進捗状況を適時に通知します
  • 不適合事項は明確に説明し、改善のための助言を提供します
  • 認証決定の理由を文書化し、申請者に説明します

人材の育成と教育

  • 審査員、シャリア委員会メンバー、職員に対して定期的な研修を実施します
  • 公平性、倫理、利益相反に関する教育プログラムを提供します
  • 最新のハラル基準と規制に関する知識を維持します
  • 専門性と独立性を維持するための継続的な能力開発を支援します

行動規範

すべての関係者が遵守すべき原則:

  • 誠実性:正直で透明な行動を維持します
  • 客観性:個人的な感情や利害に左右されない判断を行います
  • 専門性:高い専門知識と技能を維持します
  • 守秘義務:機密情報を適切に管理します
  • 説明責任:自己の行動と決定に責任を持ちます

継続的改善

  • 公平性委員会は年次でパフォーマンスをレビューします
  • 内部監査と外部監査を定期的に実施します
  • ステークホルダーからのフィードバックを収集し、改善に活かします
  • 国際的なベストプラクティスを継続的に学び、適用します

苦情と異議申立て

公平性に関する懸念や苦情がある場合、ご意見・苦情・異議申立てページから正式に申し立てることができます。すべての申し立ては機密性を保ちながら、公平かつ迅速に処理されます。

最終更新日

最終更新日:2024年12月19日

本コミットメントは定期的に見直され、必要に応じて更新されます。

お問い合わせ

公平性に関するご質問や懸念事項がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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